あなたは石油由来の合成界面活性剤が入っている化粧品をどう思いますか?
使いたい?使いたくない?わからない?
もし使いたくないのであれば選ぶのは無添加化粧品?オーガニック化粧品?
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ケミカルと無添加とオーガニックの分類のされ方は?
この3種類の分別方法わかりますか?
まあケミカルは簡単ですよね?合成系ゴリゴリのやつです。だいたいデパコスはこれですけどね。
化粧品の分類は大きく分けて2つです。石油由来成分を使うケミカル化粧品と石油由来成分をほとんど使わないオーガニックコスメ。
では無添加化粧品は‥?
無添加&オーガニック化粧品でも石油由来は入っている!
無添加とオーガニック化粧品は石油由来の肌に良くない成分が入っていない化粧品、と勘違いされている方が非常に多いと感じます‥。
悪徳化粧品メーカーのカモにならないために、最低限のことは覚えておきましょう!
無添加化粧品の定義
そもそも無添加って何が無添加なのさ?というお話ですよ。
一般的には旧表示指定成分が入っていないものをさすんです。つまりそれさえ入っていなければ他の石油由来成分が入っていても無添加です。というトリック。
旧表示指定成分とは?
→2001年に化粧品に全成分の表示義務が出来るまで使われていた、厚生労働省がアレルギーを引き起こす可能性があるとして表示義務を課せていた102種類の成分のこと。パラベンなどがその代表です。
なのでパラベンは危険!という方もいますが、化粧品への配合は非常に少量ですし、80年以上使われてきて大きな事件もないので、アレルギーがなければよくわからない新成分よりよっぽど安全では?と思います。
あくまでアレルギーが出る方がいるので注意、ということです。そばと一緒。
オーガニック化粧品の定義
これこそ恐ろしいですよ?なんと日本にオーガニック化粧品の定義はありません。
つまり1%でもオーガニックの成分が入ってればオーガニック化粧品です。というトリック。
オーガニックとは?
→有機栽培、有機農法とも言われ、化学肥料や農薬を使わずに育てられた作物や畜産物、それらを使った加工品のこと。食品には農林水産省が認定した有機JASマークがついていますが、化粧品にはありません。
ですのでメーカーの言ったもん勝ち!これはオーガニックコスメだ!といえばそういうことになるんです。
ですのでオーガニックとパッケージに書いてあるからといって安易に飛びついてはいけません。
海外のオーガニック認定団体
日本にはないのですが、海外にはオーガニックコスメの認定団体があります。が、その基準は国によってバラバラで、世界的な基準というものはありません。
代表的なオーガニックコスメ認定団体
・エコサート(フランス)・BDIH(ドイツ)・ネイトルー(ベルギー)など
エコサートはかなり有名ではないでしょうか。最近日本で売られている化粧品でもエコサート認定!というものが増えていますね。
共通の基準
が。しかしですよ。
海外のオーガニックコスメに認定されているからといって、オーガニック100%のものはほぼありません。
すべてオーガニックではなくてもオーガニック認定されるということです。
共通の基準としては、石油由来&動物由来成分を使わないこと、植物由来成分のうち半分以上がオーガニック原料であることが挙げられます。
植物成分が安全なワケでもない!
オーガニックは安心安全なイメージですよね?
でもだからといってオーガニックコスメが肌に良いかはまた別の話です。
植物には毒をもつものもあり、過去には発がん性があるといって使われなくなったりした成分もあるほど。
また、植物由来成分でもアレルギーを起こす方がいるので、植物の方が安全とは一概に言えないのです。
化粧品を選ぶには自分の基準をもつことが必要
じゃあ結局どんな化粧品を使ったら良いの?と思われたかもしれませんね。
それはあなたのお肌のみが知っています。そしてあなたの考え方次第。
石油由来成分は危険!という方と危険ではない!という説があり、どっちなの?と思うこと多いですよね。
石油由来成分が全て危険なワケではないし、植物由来成分でも危険なものもあります。
色々な化粧品を試してきちんと成分を確認することで、あっこの成分入ってたら調子良いかも?とか、これが入ってたら赤くなる、乾燥するな、など必ず気付きがあると思います。
もしくはなんのアレルギーがなくてもやっぱり石油系は使いたくない!という方もいらっしゃると思います。
ですので自分がどうしたいか、ということが一番重要です。
そうすると成分見ただけでかなり選択肢が狭まるので、化粧品選びが楽になりますよ♪
意外と自分の納得いくものってなかったりしますからね。
ちなみにアラフォー乾燥肌、敏感肌、アトピー持ちの私は無添加やオーガニックにはあまり興味ありません。植物エキス結構しみるから。
かといってゴリゴリのケミカルも嫌なので、極力界面活性剤が少なめ、刺激が弱いものを選びます。天然の界面活性剤である水添レシチンとかだと喜びます。笑
一番嫌なのは合成ポリマーですね。ジメチコンとかね。ビニール肌が‥なんて思いませんが、良く見える風、だから嫌なんです。笑
なんか騙されてるみたいな気分になるので。あとエタノールは完全に無理。
そういう条件でコスパが良くて感触良くて‥とかこだわり始めるわけですよ。
まとめ
化粧品は石油由来成分を使ったケミカルコスメと石油由来成分をほぼ使わないオーガニックコスメに分類されます。
無添加化粧品とは旧表示指定成分を使っていない、という意味で使われることが多く、石油由来成分が入ったものが多いのが事実です。
ですので無添加化粧品はケミカルコスメとほぼ同義といっても過言ではないかもしれません。
もちろん本当に無駄なものを省いた無添加化粧品もありますよ。
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