肌の老化は8割が光老化と言われています。
つまり、紫外線をガードすることが出来れば、肌老化を遅らせることが出来るということ!
それなら何が何でも紫外線を徹底ガードしたいですよね?
そんなあなたのために、今日は日焼け止めの選び方について出来るだけわかりやすく簡潔に説明していきます!
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紫外線の種類
一言に紫外線といっても種類があるって知ってましたか?
紫外線B波(UV-B)=中波長紫外線
紫外線C派(UV-C)=短波長紫外線
このうち紫外線B波の一部とC波はオゾン層に吸収されるため地表には届かないと言われています。
波長が短いほどエネルギーが強く、皮膚への影響が大きい。
紫外線の影響
紫外線の種類によって皮膚への影響が異なります。
・肌の黒化(サンタン)
・シワ、たるみの促進
■ 紫外線B波(UV-B)
・肌の炎症(サンバーン)
・シミ、そばかすの生成
紫外線に注意するのは夏だけにあらず!
UV-A波は生活紫外線とも言われ、4~9月まで強い時期が続き、冬になっても半分ほどしか下がりません。
つまり、UV-A波には1年を通して注意しなければいけません。
UV-B波はレジャー紫外線と言われ、7,8月が最も強く、冬には5分の1程度に下がります。
が、雪国や雪山では反射が起こるので注意が必要です。
サンケア指数の意味
日焼け止めには、紫外線を防ぐ効果を示したSPF・PAといったサンケア指数があります。
この数値が高いほど効果が高いと思っている方が多いかも?ですが、正しくは違います!
SPFとは?
UV-Bの防止効果を表す数値。サンバーン(赤くなってヒリヒリする日焼け)を起こすまでの時間を何倍に伸ばせるかの目安。
紫外線に当たってからサンバーンを起こすまで約15~20分と言われています。
ですので、例えばサンバーンを20分で起こす人がSPF30の日焼け止めを使った場合、20×30=600分=10時間防げる、ということです。
ですので、SPF値が高いもの=効果が高いのではなくて、紫外線を防げる時間を延ばせる、という意味です。
※SPFは2~50の数値で表されますが、それより上の場合は50+で示されます。
PAとは?
UV-Aの防止効果を表す数値。+の数でUV-Aに対する効果の高さを示している。
PA++++ 極めて高い効果
PA+++ 非常に効果がある
PA++ かなり効果がある
PA+ 効果がある
シーン別サンケア指数の目安は?
数値の高い日焼け止めの方が効果が高いと思われがちですが、数値を高くするために余計な成分を入れなければいけなかったり、肌への刺激が高くなる可能性があります。
ですので、普段と海などのレジャーに行く時に同じ日焼け止めを使うのではなく、シーンに合わせた日焼け止めを選びましょう。
日常生活‥SPF10 PA+ 程度
屋外での軽いスポーツやレジャーなど‥SPF10~30 PA++ 以上
リゾート地でのマリンスポーツやスキーなど‥SPF30~50+ PA++~PA+++ 以上
海外など紫外線が強い地域で長時間紫外線を浴びる時‥SPF50+ PA++++ 以上
紫外線吸収剤と散乱剤
紫外線を防御する成分には紫外線吸収剤と紫外線散乱剤があります。
ノンケミカルと言われるのは散乱剤使用のもののことを指します。
■ 紫外線吸収剤
吸収した紫外線を熱などのエネルギーに変換して放出し、紫外線が肌の細胞に届くのを防ぎます。
■ 紫外線散乱剤
散乱剤を使って肌を覆うことで、紫外線を肌の表面で反射・散乱させ、肌に浸透するのを防ぎます。
紫外線吸収剤のメリットとデメリットは?
★ メリット
・無色透明なので白浮きしない
・テクスチャーがなめらかで使いやすい
・紫外線防御力が高い
・汗に強い
★ デメリット
・肌への負担が大きく刺激を感じることがある
・肌荒れが起こることがある
・こまめに塗りなおしが必要
・種類によってA波とB波が両方防げるものとどちらかしか防げないものがある
代表的な紫外線吸収剤
・メトキシケイヒ酸エチルへキシル
・t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
・ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
紫外線散乱剤のメリットとデメリットは?
★ メリット
・肌への負担が少ない
・効果が持続しやすい
・A波とB波が両方防げる
★ デメリット
・白浮きしやすい
・べたつきやきしみなど使用感が悪くなりがち
・高防御のものを作るのが難しい
・光触媒作用があるので刺激を感じることがある
・汗に弱い
代表的な紫外線散乱剤
・酸化チタン
・酸化亜鉛
紫外線吸収剤と散乱剤どちらが良いの?
それぞれにメリットとデメリットがあるので、一概にどちらが良いとは言えません。
最近ではデメリットをカバーすべく、吸収剤使用のものでも肌への負担を抑えるべく吸収剤をコーティングしたものや、散乱剤使用でも高スペックで使用感も改良したり白浮きしづらいものなどが出ています。
使用感と値段などを考慮して、シーンに合わせて使い分けるのがベストです。
個人的な意見としては、やっぱり極力吸収剤使用のものは、特に顔には使いたくありませんね。
私は吸収剤に刺激は感じないのですが、吸収剤入りだとどうしてもクレンジングも強めのものが必要。
そうすると肌が乾燥してしまうので、極力顔にはアウトドアや海に行く時以外使わないようにしています。
しかも、先日ハワイで紫外線吸収剤の「オキシベンゾン」と「オクチノキサート」配合の日焼け止め販売が禁止の法案が可決されたことによって、さらに、やっぱり吸収剤のものは使いたくないな~と思ってしまいました。
でも吸収剤入りのものって、シリコンとも相性が良いので、カバー力があってなめらかなツヤ肌に見えるものが多いんですよね。
なので、あまり肌に良くないと頭ではわかっていても、つい手が出ちゃう!という方もいらっしゃるのでは?
ここが迷いどころなんですよねー。やっぱり顔は化粧崩れしにくくて綺麗に見えるものを使いたい!というのが女心ですよね。
まとめ
日焼け止めは目的に合わせて選ぶべきものが異なります。
紫外線防御成分には吸収剤と散乱剤があり、それぞれにメリットとデメリットがあるので、よく知ったうえで選択してくださいね!
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